Son Kite : Perspectives of........

阿部和重「グランド・フィナーレ」、妻も俺の後に読んでみたが、読後感としては「???」だったみたい。曰く、「あなたの好きな現代小説も現代アートもよう分からん」と。
それもよかろう。

Son Kiteのこのアルバムも、おそらく理解されない可能性大だ。
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2001年に出された「Perspectives of...」はもはや古典か。これと同じ時期に、Ticonの「Rewind」も出て、なんか「北欧系プログレシッヴ・トランス」隆盛か?みたいな雰囲気があった(どちらもスウェーデン出身なので)。

Son KiteもTiconもその後、商業的にも成功したみたいで何より。でも俺はこのファーストが一番好きで、ジムでランニングするときは良くこれを聴いている。
イスラエリのような泣きのメロディはない、Deltaのようなダークさもない、Full on tranceのようなアゲアゲの展開もない、ゴアトランスのよくある「曲げ」の音もほとんどない、とまあ「ナイナイづくし」な感じで、一見地味。でも決して単調じゃない。しっかり構成が計算されている。キックとベースの厚みが突然変わったり、いわゆる「ドンシャリ」を気持ちいい感じでもってきたりと、主に地面近くで鳴る音を絶妙にいじりたおしているわけ。もちろん、時おり天上界からも音は降ってくるし、それはまた美しいんだが、サイケトランスによくあるような歌謡曲顔負けのフックは使わない。つまりダサくないんである。クールで、飽きのこない音。

爆音で聴きながら踊っていると、いつのまにかSon kiteのバスドラと自分の体が動くリズムが一体化して、なかなか抜け出せなくなる。当時「ハマリ系の音」といわれていたゆえんですな。
もちろん外でビール聞きながら聴くのにもよし。「若い人たちはアゲアゲ系の音で暴れてもらって、俺たちはクールに北欧系でしゃれこもうや」(笑)という妄言を放っていたのが懐かしい。芝浦が懐かしい。

いやー今学期の授業はどれもヘビーなんで、疲れているのかな。あんま激しい音を聴く気になれないっす!

TiconのRewindもよい↓
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ブログ王

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  by helterskelter2010 | 2009-01-08 14:59 | Music

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