カテゴリ:MBA受験( 18 )

 

7 Questions: How to get admitted to Chicago Booth

Admissionへのインタビュー記事のご紹介。
基本的な内容ばかりですが、これからMBA受験を考える方のご参考に。

ちなみに今年の某大MBAの合格状況を聞いていると、外資企業(特にコンサル・投資銀行)出身者が例年より多くなっている印象。ちゃんと数字みていないので正確には分かりませんが。他方、Chicago Booth合格者は日本企業出身者の方が多い気がしますね。

当然、出身企業はAdmissionにとって参考データの1つでしかない。でも、MBA合格に有利なバックグラウンドてのもありそうな気がする。他方、俺の前職の会社(日系)なんて米国では全く知名度ないだろうし、まず選考で有利に働いた要因とはいえないだろう。でも合格したので、やはりレジュメ・エッセイ・インタビューでのアピールをしっかり見ていてくれたんだなあ、と思う。

「ドメ(non帰国子女)で、ドメ企業出身なんですが、大丈夫ですかね?」と不安げにご相談されるMBAアプリカントの方もいらっしゃるが、大丈夫、ドコにいたということよりも、ナニをしたかが重要。胸張ってこれまでのLearning・Achievement、そして入学への動機を語れば、チャンスはあります。
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  by helterskelter2010 | 2010-04-19 06:06 | MBA受験

写真で見るCHICAGO BOOTH

そういえばあまりChicago Boothの写真を載せていないことに気づく。学校のイメージを紹介する意味でも何枚か写真を載せておこう。この間、シカゴに遊びに来た妹が撮ってくれたもの。バーチャル・キャンパス・ビジット。

ハイドパークにあるHarper Center。ここが本キャンパス。
俺が入学したときはChicago GSBの看板だったが・・・
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近隣に有名建築家、フランク・ロイド・ライト設計の「ロビー邸」があり、それと調和するようにデザインしたのだそう。調和というかかなりパクっている。
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Harper Center内のWinter Garden。でっかいロビーみたいな感じで、この1階広場を囲うようにカフェテリア、コピーセンター、スタディルーム等が位置している。吹き抜けなので気持ちよい。
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地下1階に降りる。ここに主に使う教室やコンピュータ・ルーム、またたくさんのスタディ・ルームがそろっている。

地下1階の廊下。かなり広いス。
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こんにちは、マートン・ミラー教授!
こういうパネルがいくつか廊下の壁に張られている。歴代有名教授だけでなく、現役教授のも飾られている。俺が本人だったら少し恥ずかしいかも。
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教室内。コレは一番でかい教室かな。
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教授目線で撮ってみる
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教室の多くには、名前がついている。例えばコレはGSルーム。寄付してくれたのね(Byron Trottの名前もあるぞ)。今は亡きLehman BrosのRoomも残っています・・・
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キャンパスビジットに来た人も、これらの場所は必ず見ることになると思います。なかなか綺麗でいいキャンパスではないか、と俺は気に入っています。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-25 15:01 | MBA受験

Chicago Boothとはどんなところか?

先般ご案内したChicago Booth日本人在校生によるサイト、在校生メンバーが順番に記事投稿していくというスタイルをとっている。今回は俺の番で、とりあえずChicago Boothについてのイメージを持ってもらうために、Chicago Boothに対して持たれている(であろう)ステレオタイプについて批判的に回答する(笑)、という形をとりました。

そういえばこのブログでもChicago Boothの概要についてはまとめて紹介していないなー、と気づいたので、その記事を以下に転載しておきます。一応、俺の私物ブログではないのでこちらの文章は少しマイルドに仕上げております(笑)

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Chicago Boothについて俺個人の経験をふまえてご紹介しておきたいと思います。とりあえず、良くある質問・疑問に対して・・・

1.Chicago Boothといえば「ファイナンス・スクール」。

→半分ウソ!
Boothはファイナンスが強い、というのは真。Boothはファイナンスしかない、というのはウソ。

①授業では、最近アントレやマーケティングがかなりアツイ。これは入学してから肌で感じました。アントレやマーケティングの授業の人気は高く、有名な教授の コマのBid pointはインフレする一方です。例えばアントレだと、Experiential Learning系のNew Venture Challenge(起業ネタのコンペ)やBuilding the New Ventureなどは非常に人気で、学生の満足度も高いです。今年卒業された日本人の先輩はなんとNew Venture Challengeで優勝!

学生も多様なバックグラウンド。バンカーにあふれているわけではありません。ていうか俺の日本人同期7名のうち、金融出身は2名しかいません。

就職先も多様。2007年の職能別就職先を見ると、コンサル(25%)が投資銀行業務(21%)を上回る。まあ、investment managementとかsales & tradingを含めると、金融業界への就職割合は増えますが。

他方、ファイナンスが鬼のように強いのは言わずもがなです。MBAレベルじゃ物足りないぜ、という人はPh.Dコースの授業も受けることが出来ます。俺の1つ上の先輩には実際そういう猛者がいます。あと、周知のように経済学もトップレベルのFacultyを揃えている(コレがまたファイナンスの強さを支えている)ので、ミ クロ・マクロ分析をもっと突っ込んでやりたい、という人にもベスト・スクールでしょう。

2.授業はレクチャーが大半。

→大ウソ!
教授によってレクチャー/ケースのウェイトは異なるので、ケースばりばりの授業構成にするのも自由、初心者なのでまずはレクチャーで基礎を抑えたい、とするのも 自由。授業のレベル(BasicかAdvancedか)も選べる。コレはキャリア・チェンジを目指す俺には非常に優しいシステムでした。会計はど素人だったので 、入学した最初の学期はBasic courseから始めました。まあ、どういうスタイルの授業を受けたいのかは、up to youということです。

3.チームワークよりは、個人重視。

→大ウソ!
2.とも関連しますが、戦略系だけでなく、ファイナンス系 でも大半の授業ではグループで課題を解いたりケースの分析をします。チームワークは絶対必要になります。グループでやるのは大変なこともありますが、得るところも非常に多いです。他方、授業によっては個人 でやってもグループでやっても良い、というオプションを残している場合もあるのが、Boothらしいところでしょうか。つまりこれもまたup to you。

4.課外活動が冴えない。

→大ウソ!
同期の某氏などは、「BoothはParty Schoolだ」と言い切っているほど。毎週木曜日にTNDCという飲み会があるし、連日何かしらの飲み会の誘いがメールで飛んできます。Social eventには事欠かないということです。また、Student groupもいろいろあって、キャリア目的のもの(I-Bank group, Consulting groupなど)から、スポーツ系、趣味、ボランティアなど実に多様です。やりたいことがない、てなことにはならないと思います。自分でStudent groupをつくるのも自由ですし(実際、最近はFamily Business groupというのが立ち上げられた)。旅行イベントなどもあり、Global Citizen Groupというグループでは春休みにボツワナにボランティア+観光(?)旅行に行ったようです(非常に楽しかったとか・・・)。入学前にはRandom Walkという学生主体の旅行に参加するオプションもあります。これは入学前に友達をつくる+普段行けない所に行ける絶好の機会。俺は去年、ホンジュラスに行ってきてテキーラとラムを浴びるほど飲んできました。

5.Chicago は治安が悪い。

→半分ウソ!
日本にいるのと同じ感覚で外を歩かないほうがいい、という意味では真。でもそれはアメリカのどこに行ったって当てはまります。要はヤバイ場所・ヤバイ時間帯を肝に銘じ、 注意して行動する。Boothの本キャンパスがあるハイドパークは、夜中はあまり一人で出歩かないほうがいいエリアですが、University Policeが巡回しているし、みんなも分かって気をつけているので、周りの人間で危ない目に遭った人はいません。他方、ダウンタウンであれば、夜中でも全く問 題なく歩けます。俺の義理の親は映画「アンタッチャブル」のイメージが鮮烈で、「道を歩けばいきなり撃たれる」とかいう過剰な妄想を抱いていましたが、そんなことは当然 ありません。ていうか、そんなコトはみなさん知ってますよね・・・

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あと付け加えるとすれば、よく「Chicagoってアカデミック過ぎてちょっとアレよね~」というコメントにも陰にも陽にも触れることが多いのだが(笑)、それについては当ブログの「Chicago Boothはアカデミックすぎるか?」という記事をご参照いただければ幸いなり。

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  by helterskelter2010 | 2009-10-27 07:41 | MBA受験

Chicago Boothの在校生サイトをオープンしました!

このたびChicago Booth MBAの日本人在校生により、以下のブログを立ち上げました。(↓リンクです)

Chicago Booth 日本人在校生のブログ
Chicago Booth MBAでの日々

このサイトは我々Chicago Booth MBAに在籍する日本人在校生が、「できるだけ多くの方々にChicago Boothについて知っていただきたい」という思いで立ち上げたブログです。実は昨年までは日本人在校生による非公式サイトを運営しておりましたが、現在諸事情により休止しております。休止している間は、こちらのブログから、“日本人在校生から見た生のChicago Booth”について、いろいろ情報発信をしていきたいと思います。またキャンパスビジット等についてのご相談もこちらの申込フォームで承ります。

まだ立ち上げたばかりで記事が少ないのですが、今後順次アップしていきます。この当ブログと合わせて皆さまの情報源となれば幸いです。ぜひ立ち寄ってみてください!!

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  by helterskelter2010 | 2009-10-26 00:40 | MBA受験

Chicago Booth Admission Event

Chicago Booth の説明会に参加。無理やり(笑)業務を切り上げ、インターン先のChicago Booth Alumniのバンカーと2人で会場へ向かう。Admission OfficeのRoseが1時間ほど学校についてプレゼンを行い、残りの時間は参加者と我々アルムナイ(つーか、俺はまだ卒業してないけど)との自由歓談。

驚いたのは、参加者の人数。数十人は集まっている。俺も2008年のアタマくらいだったか、こういうイベントに参加したが、そのときは20人もいなかった気がする。また次に驚いたのは、集まったアルムナイの数もまた増えていたこと。卒業後間もない人から、卒業後20年以上経つ重役クラスまで20名近くが馳せ参じていた。おかげで最初の自己紹介だけでえらい時間かかった(笑)。俺のような在校生まで来ていて、Roseも驚きながらも嬉しそうだった。

参加者の皆さん、一様に目が希望に燃えていて、「ああ、俺も1年前はそうだったな・・・」と懐かしく思うとともに、再びあのパッションを思い出し、何やら元気づけられてしまいました。とりあえず名刺配りまくりましたが、会場でお会いした皆さん、何か質問などあれば遠慮なくメールくださいね。

シカゴに戻ったら、残りの1年間本当にやりたいことをやり尽くす勢いでいこう、と思いを強くした。

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  by helterskelter2010 | 2009-08-27 22:53 | MBA受験

合格者の方とディナー

昨日は、ステーキハウス「Carsons」で、Chicago Booth合格者3名の方をお招きし、WELCOMEディナー。Admit Weekendといって、学校で行われる合格者用のオリエンに参加しにシカゴに来られた。こってりソースのRib Steakにガブつきながら、勉強・生活・住居探し・お金の工面等についていろいろ話す。Rib Steak、旨いけど手で食べるから、指がベタベタ汚れるのが気になるね。

メシの後は合格者の1人、Nさんがウチのアパートを見てみたいということなので、自宅に誘う。俺もそうしたが、住居探しをする場合は、やっぱり実際に見るのがイチバンだからね。ていうかこないだまで俺が先輩のお宅を訪問しまくってたのに、何と月日がたつのが早いのか・・・・

これから楽しい日々が始まりますよー、と1年前の興奮を思い出しながらNさんにいう。Nさんも、「合格した時は信じられなかった。こんなに嬉しいことがあるのか、と思いましたよ」という。ホント、その気持ちは良く分かる。

合格者のみなさん、本当にオメデトウ、そしてWELCOME TO CHICAGO!!

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  by helterskelter2010 | 2009-04-28 08:01 | MBA受験

イケテる学校・イケテない学校

さて、シカゴの悪口を言うつもりは毛頭ないが、シカゴ大学はいわゆる「イケイケ」の大学ではない。何だろう、日本で言うと東大・京大のようであって、慶応のような「華」はない。アメリカ人に聞いてもそういう位置づけのようだ。NERDY、勉強ができる、しかしチト色気・洒落っ気が足りない。怒られること承知で言えば、まあオシャレで可愛い子が少ない。俺はもともとアメリカの大学ってのはそういうもの、そんな小奇麗な女子がたくさんいるわけなかろう、と思っていたので、シカゴに来てからもそんなにショックは受けなかった。

しかしだ、こないだの某コンサル会社の研修で再会した他のビジネス・スクールの友達の話を聞くと、「ええ?ウチの学校、結構可愛い子いるよ。アメリカ人でもキレイな子いるよー?」だと。なにー。

その後の丹念なヒアリングにより(笑)、少なくともビジネススクールについては以下の2点が「キャンパスの華」に大きく影響しているという結論にいたった。

1.マーケティング専攻には可愛い子が多い

シカゴが誇るファイナンス専攻だが、ファイナンスって何か「理系」みたいなところがあって、そもそも女子率が少ない、アンド非常にマジメなご婦人たちが占める割合が多い気がする(コトバを慎重に選びましょう)。他方、マーケティング専攻だと、アパレル・マーケとかも含まれるだけに、オシャレ度がぐっと高まる。実際、マーケの雄、ケロッグは非常に華やからしい(あくまで伝聞ですよ)。そしてシカゴでもマーケティング専攻の女子のほうが外見に気を使っている・・・・気がする。その意味では、マーケティング専攻の学生割合が多いほど、「キャンパスの華」度合いが増す?

2.学部生とのミックス度合いがキャンパスを若くする

ケロッグは、図書館とかキャンパスの多くの施設が、学部生と一緒なんだって。したがってそこらへんを歩いている学生の平均年齢を引き下げる。すなわち「キャンパスの華」度合いが増す。他方、シカゴではMBAは結構隔離されているので、学部生とのミックス度合いは少ない。

あとは、「採用のときに外見を見ている」、「都会/田舎の違い」(しかしケロッグの位置はシカゴより田舎なのでこれは捨象すべきか)、等々、陰謀説まがいの仮説がいろいろでた。
独身の方でこういう点を重視される方は、しっかりキャンパス・ビジットしてご自身の目で確認してください(コレを基準に受験志望するヤツはいないか・・・)

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  by helterskelter2010 | 2009-04-16 14:01 | MBA受験

2nd round 合格者発表

Chicago Booth、2nd Roundの合格者もぞくぞく確定している模様。やれ不況だの、やれTOEFL iBTのハードルが高いだので、日本人合格者が激減するかも・・・との懸念もあったが、そんなことはないようだ。ホッ。

あれからもう1年経つのか。自分が合格通知をもらった後は、会社説明会、同期の飲み会、送別会、新居探し等々と、イベントが怒涛のように押し寄せた。この時期に新しい出会いも多かった。これまでの生活が一変し、いろんな可能性が一気に開けたという意味では、MBA入学後よりも意義深いモーメントだったかもしれない。MBA入学後ももちろん刺激的なんだが、むしろ「MBA取得した後、どうするか」にマインドがシフトするからね。

合格して直後、東京で行われたジャパン・トリップの最終日パーティーに招待されたことも印象深い。そこで同じ合格者や、現役学生、卒業生に会えることができた。うーむ、あの熱に浮かされたような雰囲気が懐かしい(笑)

別途連絡したように、今年も同じようにパーティーをやるので、合格者のみなさんは是非参加してください!

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  by helterskelter2010 | 2009-03-27 01:29 | MBA受験

セカンド・ラウンドのインタビュー

Sapra教授のM&A Accountingの中間試験が午前に終わり、しばし放心。理論的に難しいとかじゃなく、細部に注意して「ポカ」がないように数字をつめていかないといけないので、神経を使う。だから疲れる。でもこういう実務的なトレーニングを受けられるのは、本当に助かる。バンカーの先輩も言っていたが、働きだすと会計の勉強とかしてるヒマもなくなってくるので、こういう時間のあるときに集中的にやっておくのは、いい貯金になる。

午後はキャンパスビジットに来られた方の対応。この時期は、セカンド・ラウンドのインタビューを兼ねてビジットにこられる方が多い。そうか、俺がインタビュー受けてからもう1年が経つのか・・・去年の俺の場合は、アドミッションが東京まで来てくれて、ホテルでインタビューできたのだが、今年は日本には来ないみたい。こらー、日本人とる気ないのか!!

経歴ピカピカの人で、お話しても非常に好感度の高い方。たぶん面接、大丈夫でしょう。俺が通っていたのと同じMBA予備校を受講されていて、名物カウンセラーD氏が勝手に俺をビジット対応役として指名してくれた様子(笑)。

MBA受験しているときには特に思わなかったけど、学校生活しているともっと日本人学生を増やしたい!と思うようになっている。セカンド・ラウンドでインタビューを受けるみなさんの健闘を祈ります!

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  by helterskelter2010 | 2009-02-11 09:37 | MBA受験

Chicago Boothは「アカデミック」すぎるか?

Financial TimesにDavid Booth氏の紹介が。
彼はChicago GSB在籍時代も非常に優秀な学生だったそうで、その才能にはいち早くEugene Fama教授(Finance guruです)も目をかけていたそうだ。Booth氏もFama教授から大きな影響を受け、Famaの理論に基づいて小企業銘柄によるインデックス・ファンドを立ち上げた。

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ほんで、えらい収益を上げたわけです。うわさでは、Booth氏は師匠への恩義もあって、「Chicago Fama School of Business」として名づけたいという案もあったらしい。いやーFama教授がすごいのは分かるけど、そんな名前にしたらますますファイナンス・オタクしか集まらない学校というイメージを強くしちゃうよ(笑)。

実際は、全くそんなことはない。突出したファイナンスのスター教授がいるからその部分が目立つけど、アントレやマーケティングでもいい教授はいるし、集まる学生の専攻は本当にさまざま。日本人同級生7人の中でも、金融出身は2人しかいないし、ばりばりファイナンスを専攻しようとしている人も半分もいないのでは?(実際は、マーケティングとかストラテジーとか、異なった分野をまたにかけて専攻できる。自由度高し)

「Chicago Boothはどうにもアカデミックな感じだからねえ」というのも良く聞かれる話だが、これにも違和感がある。俺も最初はシカゴはアカデミックだな、という印象を持っていた。それも人から聞いた話やどっかで読んだものから作ったイメージだけど。ノーベル賞学者をどしどし輩出している「シカゴ大学」のMBA、シカゴ学派で有名な経済学の強い学校、とかいう断片情報がそのイメージ組成に一役二役買っているのはしょうがないだろう。

でもこれは「ケロッグならマーケティングでしょう」とかいうフレーズと同じくらい、あんまり意味がない。確かにノーベル賞クラスのファイナンスや経済学の教授はゴロゴロいるので、そういう高級な理論をつきつめたい人にとっては、いくらでも追求できる余地はあるだろう。だからといって、そういうものを求めない人にとっては適さない学校だ、ということを意味しない。ていうか、PhDクラスの応用ファイナンスの授業をとったりしている人はMBA全体でもほんのわずかだ。あくまでもそれはそういうことをするオポチュニティがある、ということだけ。

「アカデミック」ていう言葉は、揶揄として使うと「プラクティカルには使えない」「世間離れしている」「研究のための研究をしている」「暗いgeekたちを惹きつける(?)」、てなイメージが付与されていると思うが、俺がこれまでChicago Boothの授業を受けてきた感じでは、「アカデミック」ではなく、むしろ「セオレティカル(Theoretical)」な部分を重視している、という印象を受けた。

ケースでも、レクチャーでも、①現実世界を理解する・組織化する→②そこから一般的なフレームワークを抽出する→③そのフレームワークを使って何をすべきかを判断する、というプロセスがimplicitに強調されている、気がする。
特に③の部分が「セオレティカル」たるゆえんだ。何でフレームワークが重要かというと、不確実性が高く、情報が少ない中で、可能な限り正確な判断をするには、やっぱり何らかのフレームワークを(それも、複数の)使って考えることが有用だからだ。
経験された事実を「事後的に」説明するためだけの「アカデミック」なフレームワークではなく、将来どうすればいいかを判断するための手助けとなる「セオレティカル」なフレームワーク。

だとすれば、これは非常に「プラクティカル」な姿勢だといえる。揶揄される意味での「アカデミック」な匂いはない。実際、Booth氏はその「セオレティカル」な教えに非常に助けられ、それで成功している。これは別にケース・スタディが悪い、レクチャーがいい、とかいう話ではなく、どういうところに重きをおいて「学び」を体得するか、ということ。

この点、入学してみて、入学前から抱いていた印象とはだいぶ違うな、と感じる部分です。

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  by helterskelter2010 | 2009-01-27 14:46 | MBA受験

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