カテゴリ:Art( 23 )

 

WILLIAM EGGLESTON -DEMOCRATIC CAMERA

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ART INSTITUTE OF CHICAGOでは、写真家WILLIAM EGGLESTONの大規模展示がされている。彼はカラー写真をアートとして認めさせた功労者と紹介されている。Dye transfer printingという技術(KODAK開発)を使っているのが特徴的で、色が普通の写真よりもかなり鮮明に現れるのだ。特に赤色がすごい。

俺が最初にEGGLESTONの作品に触れたのは、PRIMAL SCREAMのアルバム・ジャケから。「GIVE OUT BUT DON'T GIVE UP」。

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PRIMALはかなりEGGLETONが好きみたいで、その後の作品のジャケ写にも採用している。たしかにCDジャケにするとカッコイイ絵が多いよね。

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今回の展示で見ていて良かったのは「LOS ALAMOS」の作品群。60年代後半~70年代前半くらいかな、アメリカ(南部多し)の日常風景がほとんどだけど、その時代・その場所だけに立ち込めた空気感みたいなものがある。彼の写真を数枚、連続で見ているだけでロード・ムービーの主人公になった気持ちにさせてくれるのだ。写真に限らず、この時代のアメリカをベースにした映像、文学は何かすごく惹かれるんだよねえ。ヨーロッパほど洗練されていないんだけど、何か独特の詩情があり、退廃的とまではいかないけど、何か乾いた感じがするというか。

コレ一番気に入った
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これまた素晴らしい展示!5月23日までやっているよ。
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  by helterskelter2010 | 2010-03-23 15:18 | Art

WILLIAM KENTRIDGE @ MCA

Museum of Contemporary Art (Chicago)に久しぶりに足を運ぶ。お目当てはWILLIAM KENTRIDGEのJOURNEY TO THE MOON。



タイトルからわかるとおり、ジョルジュ・メリエスのあまりにも有名な「月世界旅行」にインスパイアされている。KENTTRIDGEお得意のモノクロ・プリントの感触がテーマにぴったり。YOUTUBEで既に動画は見ていたけど、いやはや、やはり美術館内の壁全体に映されたスクリーンで見ると迫力が違う。KENTRIDGEの技・センスが爆発。

逆回し多用による無重力の描写、得意のAutomatic Writing、アリを使った(!)宇宙空間の表現など、見ていて楽しすぎ!こんな込み入った作品をイソイソ1人で作りこんでいるKENTRIDGEじいさんのしぐさも何かかわいいんだよねえ。途中で裸体の女性がやってきては消えていくシーンは、俺の大好きなタルコフスキーの「惑星ソラリス」を彷彿。同時にほかの壁スクリーンにも他の関連した作品が上映されており、KENTRIDGEワールドを骨の髄まで堪能できる展示室となっている。久しぶりに美術館にきて感動しました。下手なハリウッド映画の100倍価値ある。

また本作品のサントラとしてかかる音楽が素晴らしい。ピアノ旋律が階段状に上がっては下がり、ミニマルなんだけどドラマ性のある、いつまでも聞いていていたくなるサウンド。PHILIP MILLERのスコアなんだけど、CDどこで買えばいいの(泣)。探したけど見つからないよ!

他にもシカゴ在住アーティストJUSTIN COOPERの映像作品もトンでてよかったなー。楽しませてもらいました。
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  by helterskelter2010 | 2010-03-03 12:18 | Art

瀬戸内国際芸術祭2010!

コレは行くしかありません!!

瀬戸内国際芸術祭2010

留学前に直島に遊びに行ったことがあるのだが、それはもう最高だった。ジェームズ・タレルとか。
アートin直島(過去記事) その1 その2 その3

今回はあのOLAFUR ELIASSONも出品。

高松でうどん食って、アートを満喫!!今からヨダレです。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-19 05:19 | Art

VIVA 勧進帳!

「歌舞伎座さよなら公演」を観る。歌舞伎座が建替えのため2010年は一時閉館となるということで、スペシャルな公演。なんといってもお目当ては「勧進帳」。9代目松本幸四郎による弁慶。義経を染五郎、富樫を吉右衛門が演じる。

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とにかく弁慶の負担が大きい演目(笑)。「読み上げ」、「山伏問答」、「石投げの見得」、それに幕切れの六方等、見所が多いので飽きない。富樫が涙をこらえ頭を上げていったん退場するシーン、これぞジャパニーズ・センチメンタルな美学。アメリカ帰りのせいか、何かにつけ場面展開やテーマがえらいエキゾチックに見える(笑)。個人的にはよりサイケな能楽の方が好みなんだが、さすが歌舞伎の代表作の1つ、クオリティはハンパなかった。

幸四郎の見得、肩で息をするほどの激しい舞、血走った眼光にプロとしてのすさまじさを感じた。ミスが許されないライブ。己の体と声しか頼れないガチの緊張感。こういう迫力はやはりライブでないと味わえない。音楽しかり、演劇しかり。

またいいもん見させてもらいました。完全な畑違いだが、明日から俺もバンカーとして頑張ろう。

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  by helterskelter2010 | 2009-09-06 22:58 | Art

康本雅子

シカゴにいると、こういう情報はなかなか入らないね。佐藤亮介とやっている動画がよかったのだけど、ようつべではないね。



DJ SPOOKYとかのノイズ・バキバキ・ドラムンベースで踊って欲しいと思う。

押尾センセイが逮捕されたとの速報。おいおい、さっき俺麻布通ってきたばかりだよ。

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  by helterskelter2010 | 2009-08-04 01:08 | Art

RIVER EAST ART CENTER

ウチから歩いて3分、すぐ近所にあるRIVER EAST ART CENTER。
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シカゴ在住のアーティストを中心とする、アート・ギャラリー。アート教室もやっていて、油絵、ドローイング、陶器等のレッスンを受けられる(コレは面白そう・・・と妻が興味津々)。アーティストの工房もあり、タイミングがいいと彼らが作業しているのを見学することもできる。ブラっと入って現代アートを見て回る、そんな気楽さがサイコー。どの作品も値札が付いており、購入も可能。

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ここにも村上隆の影響が(笑)
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値段はさまざまで、割と手に届くものもあった。カネを稼げるようになったら、こういうアートも買ってみたいものだねー、と妻と話す。

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  by helterskelter2010 | 2009-06-24 11:33 | Art

OLAFUR ELIASSON

Museum of Contemporary Art(MCA)で観てきた、OLAFUR ELIASSONのインスタレーション群!!ロンドンのTate Modernの「WEATHER PROJECT」や、NYでつくった人工の滝(!)作品で有名か。

「WEATHER PROJECT」。ナマで観たかった・・・・


さて、MCAでの展示。入り口からいきなりコレ。黄色一色で照らされる。この作家は、光・空間・鏡・霧が大好きです。光をテーマとしている作品は、ちょいジェームス・タレルに共通する部分はあるかもしれない。

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「VENTILATOR」。いいねーコレ。扇風機が、自分がつくりだす風で展示室の中を旋回しつづける。こういう日用品を「異化」する系の作品は、当たりはずれが大きいけど、コレは面白かった!

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光で空間を異化させる作品。まずは「COLOUR SPACE EMBRACER」。重なりあい回転するリングに光を反射させている。写真だと分からないが、展示室の壁を光のカーブが這いまわり、色・形を変えていく。実にサイケ。

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「360°ROOM FOR ALL COLOURS」。発行する円状のインスタレーションの中に入る。時間とともに光の色が変わっていく。その場にいながら周りの風景が変化していく感覚。トリップします。

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最後、今回イチバン感動したのが「BEAUTY」。水を噴霧することでつくりだした人工の霧に、光を照射させている。自分が立つ位置によって、違った姿を見ることができる。これはヤバイ!
虹が見えます
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子供たちも吸い寄せられる
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いやー、いい展示会だった。シカゴ美術館のMODERN WINGができたんで、こっちの美術館はどうなるかなー、と思ってたけど、全く無問題。かっこよすぎです。毎週火曜日は無料デーなので、ガンガン来ようと思う。

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  by helterskelter2010 | 2009-06-17 12:21 | Art

TOPOL in FIDDLER ON THE ROOF

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行ってきた、TOPOL主演ミュージカル、「FIDDLER ON THE ROOF (屋根の上のバイオリン弾き」。80年代(俺がガキの頃)にロンドンで観て以来。シカゴ公演、見逃す手はないというわけで、ちょい高めのいい席(1階)をとって観る。

帝政ロシア領のユダヤ人コミュニティーが舞台。迫害にあいながらも明るく生きるテヴィエ(TOPOLの役)、妻、として5人の娘たち。結局、娘たちのうち3人は嫁にでるわけだが、テヴィエの意に反して、みなの結婚相手は貧乏者だったり、先進的な考え方を持つインテリだったり、はてはユダヤ人ではなくロシア人だったり・・・・親の決めた相手と結婚すべし、とする「伝統(TRADITION)」がことごとくぶち壊される。「伝統VS近代、あるいは世代間の考えの対立」、「反対をしりぞけ愛を貫くドラマ」、「娘を嫁に出すオヤジの葛藤」、など、どれも国問わず耐用年数の高いテーマが全体を貫いている。ユダヤ・コミュニティにフォーカスしながらも、全世界的にこの作品が売れたのも、これらのテーマの汎用性があってこそだろう。正直、コレを見ると子供に娘しか持たないと父親としてはつらそうだなあ・・・・と思ってしまった。ことごとく気に食わない男にもってかれるので(笑)。

やはりミュージカルはいい席で観るに限る、と実感!音はアンプ通しているので遠くにいても聴こえるので問題ないが、役者の微妙な表情や細かなしぐさは、近くで見ないと分からない。この作品はかなりコミカルなシーンが多く(内容は実は深刻だが)、TOPOLの絶妙な演技に観客も爆笑の嵐。さすがのパフォーマンスだった。



音楽はもちろん捨て曲ナシ、最強。有名な「IF I WERE A RICH MAN」(俺はコレで英語の仮定法を覚えました)、「TRADITION」そして「SUNRISE, SUNSET」など、ファンならば感涙モノのオンパレードだ。ユダヤの音楽、ロシア民謡の香りがする切ないメロディーがつきささる。
「SUNRISE、SUNSET」の歌詞は、大人になって聴くと沁みるね。ガキの頃はメロディーだけ聞いていいなぁ、と思ってたけど、今回はどれも歌詞の内容がストンと胸に落ちてきた。年食いすぎか(笑)。
俺の母親・ママンも、俺の結婚式で「SUNRISE, SUNSET」の歌詞を思い出したそうだ。

is this the little girl I carried,
is this the little boy at play?
i don't remember growing older,
when did they?
when did she get to be a beauty,
when did he grow to be so tall?
wasn't it yesterday when they were small?
sunrise, sunset , sunrise sunset,
swiftly flow the days.




70歳を超えるTOPOLに感服!シカゴで観られて幸せデス。

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  by helterskelter2010 | 2009-06-13 15:25 | Art

MUTO ―BLUによる壁画アニメーション

This is Freakin' AWESOME.



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  by helterskelter2010 | 2009-06-03 06:19 | Art

シカゴ美術館 MODERN WING OPEN!!!

ART INSTITUTE OF CHICAGO(シカゴ美術館)に行く。なんと今週は入館料無料。新設されたMODERN WING(別棟)もオープンしたということで、いつもとうって変わって人でいっぱい。

MODERN WING
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Education Center。親子で参加できるフリープログラムもあり。単に展示スペースを拡大するのではなく、こういうART教育のためのファシリティも充実化させる。実によい。
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作品作りに精をだすKIDSたち。Helter Skelter Jr.にもこういうの参加させたいが、新生児にはちとキツイか・・・
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さて、展示スペースのほうだが、これまたスゲエことになっていた。もともと所蔵していた現代アート作品の数は数倍に膨れ上がっているし、デザイン・アーキテクチャのコーナーも新設。新しい美術館を丸ごと1つ、追加した感じの規模である。現代アートも、キュビズム、シュールリアリスム、コンテンポラリーと、実にバランスよく、しかも重要作品が揃えられている。MOMAに対抗か?でもシカゴにはもう1つ、現代美術館もある。あそこと作品の取り合いにならないのかな・・・と思うほど、素晴らしい展示。俺の好きなアーティストたちも目白押し。

ポロックも
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リヒターも
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エヴァ・ヘスも!!
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BLOODY COOL!! 鼻血でそうなくらい興奮しました。JEFF KOONSのエッチで面白いオブジェなんかもあってニヤリ。いやあ、ハンパないす。木・金は夕方なら無料なので、今後も頻繁に訪れる予定。アートはニューヨークだけじゃないぜ!

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  by helterskelter2010 | 2009-05-23 10:33 | Art

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE