カテゴリ:Music( 79 )

 

PIXIES "WHERE IS MY MIND"

PIXIES。80年代後半~90年代アタマくらいの活動か。アルバム「Surfer Rosa」は名盤ですね。彼らがいなければ後のNIRVANAのサウンドも生まれなかったかもしれない。

代表曲の1つ、「WHERE IS MY MIND」。(映画「ファイトクラブ」バージョン)

スティーヴ・アルビニ録音のこのローファイ感がたまりませんね。そして完全にPOTHEADな歌詞。グランジ、オルタナの名曲がみなそうであるように、青少年をダメにする音楽だ(笑)。
そして全ての名曲がそうであるように、この曲もいろんなバンドにカバーされてきた。有名なところだとPLACEBO、PEARL JAM、JAMES BLUNTとかか。まあそれも悪くないけど、やっぱりオリジナルがいい。

ただ、こないだコメディ映画「OBSERVE & REPORT」でこのCITYWOLFバージョンを聴いてびっくり。素晴らしいアレンジじゃないですか。



ギターリフのより剥きだしにし、よりパンク気味なシャウトにしている。原曲の良さを維持しながらも、よりヴォーカル・パートが攻撃的になっている。サウンドはよりノイジー。うーむ、オリジナルにひけをとらん。

しかもこのバカ映画のラスト(ショッピング・モールのセキュリティである主人公が、フルチンでモール中を走り回る露出狂を追いかけるww)にピタッとハマっているんだよねえ。SO SICK AND RETARDED, BUT SOME KIND OF FUNNY & HAPPYな感じを醸し出している。

映画はコレ


ブラック・コメディで、まあ好き嫌いはかなり分れそうだが、俺は相当に笑わせてもらった。なんかアメリカに来てから笑いのツボが変化した(浅くなった?)気がする。しょうもないギャグでも爆笑。昔なら「その程度で笑うなんて・・・」と斜に構えていたかもしれんが、笑えるならその方が楽しいし、得だよね。
ちなみにこの映画のサントラは映画の中身以上に素晴らしい。70年代パンク、ロックもいいところを集めている。収録されているPATTOの2曲は必聴!!
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  by helterskelter2010 | 2010-05-20 02:48 | Music

ED RUSH ―ドラムン界の暗黒王子

90年代ドラムンベースの暗黒王子。UKで生まれたドラムンは90年代半ば以降にすごい盛り上がりを見せ、当時周りの友達もハマっている奴が少なくなかった。この頃のUKはすごかったな、ブリットポップも元気だったし、ブリストル産トリップ・ホップやサイケトランスも名品を大量産出していた。

正直、ジャングルとかドラムンはあんまり興味が持てなかったけれど、このED RUSHは別だった。FUTURISTICでDARKなチューンが多いMETALHEADZ傘下の中でも、群を抜いてデモーニッシュ。この「SKYLAB/RAVEN」(たぶんレコードしかない)は、暗黒界の落とし子というにふさわしい作品。



「お前、ここまでDARKにしたらフロアが一気にBADモードになっちゃうよ」、という忠告もガン無視。かけた瞬間、一気に周りが暗くなり、重力がズンと重くなる(錯覚)。フロアごとブラックホールに吸い込まれてしまう。叙情性ゼロ、そこはペンペン草1つ残らない荒涼の世界。

ベースの音圧がハンパなく(確かネーミングがあったけど忘れた)、クラブで聴くと冗談じゃなく体が音圧で震えます。その意味ではクラブで聴かないとその真価は味わえないんだけど、もうこんなのかけている所ねえだろうなあ。こんな超WICKEDなベースラインは聴いたことがないと、当時本当に衝撃を受けた。イジワルな低音ラインで攻める感じは、ジャズ・ピアノストのEDDIE COSTAのよう。

ドラムン自体は、90年後半に急速に勢いを失い、2 stepとかにその座を受け渡した。ED RUSHも既に音楽路線をガラリと変えたけど(商業的には正解)、当時でも異色だったこのサウンドの中毒性は今でも強力だ。

アルバムでは、「TORQUE」がオススメ。
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  by helterskelter2010 | 2010-05-04 01:10 | Music

GOAL soundtrack

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2005年の映画「GOAL」のサウンドトラック。ベッカムとかラウルとかスター選手がカメオ出演していてサッカー好きの人には「おお」と思えることを除けば、映画自体はまあ普通の作品。そういやマッキンゼーからBoothに来ているKくん(メキシコ人だが)が、異様にラウルに似ていて気になってしょうがないんだよなあ・・・まあそれは関係ないとして、この「GOAL」、サウンドトラックはなかなか良い。

オアシス、カサビアンといったブリット・ロックも入っているし、UNKLE関連のトラックも2曲入ってる。俺の大好きなバンド、SOUTHも1曲。いいサウンドトラックてのは、ある意味秀逸なMIXテープのようなもので、バラバラのジャンルの音を混ぜながら、それでいて1つの物語や雰囲気を感じさせるものだと思っている。「GOAL」のサントラは、映画の「スポ根+青春+成長ときどき挫折(笑)」を大きな軸にして、うまい選曲をしていると思う。

映画はイマイチだけどサントラはなかなか、ていう例は少なくないので、映画を観ずにサントラを買うこともよくある(笑)。「BASQUIAT」とか「SPAWN」なんかいい例か。「BASQUIAT」なんか、本当にいいセンスで、パンク・ヒップホップ・オルタナ・フォークとかジャンルめちゃくちゃなのに、1枚通して聴けるアルバム。実際にどれだけの曲が映画に使われたのかは知りませんが(笑)。
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  by helterskelter2010 | 2010-04-13 00:45 | Music

ASA-CHANG & 巡礼

いや~久しぶりに聴きなおしたけど、いいですねえASA-CHANG & 巡礼。お友達がFACEBOOKに動画をUPしていたのを見て思い出したよ。

「花」


この「花」が一番有名でしょうかね。日本語の声・しゃべりを、ベースやドラムと同じリズム隊として加工している。もちろんエイフェックスとかもこういうのやっているけど、「日本語」ってのがいい。フルカワ ミキさんの声がプツプツ切れたり、遅くなったり早くなったり。発している言葉の意味は分かるんだけど、「歌」としては聞かせてくれない、そこがスゴク面白いし、病み付きになる気持ちよさ。坂本龍一みたいなストリングスも綺麗だよね。

「花」もいいけど、俺が特に好きなのは「KOKO NI SACHI ARI」と「RADIO NO YOUNI」。前者の曲はリズム爆発。タブラによるバキバキの人力ドラムンベースにシタールが乗っかり、それに日本語の声(コレ、一応あの曲のリミックスです)が絡み合う。TALVIN SINGHが日本酒飲みすぎて暴れまわっているような(笑)。

「RADIO NO YOUNI」は、曲名から分かるとおり、ブリジット・フォンテーヌの名曲「COMME A LA RADIO」のカバー。原曲のあの無国籍的なメロディを残したまま、シタールなどの弦楽器やエレクトロ・サウンドで崩しにかかる。途中からオーガスタス・パブロが乱入し(ウソ)、トランス・ワールドに誘われる。素晴らしいセンスだ。

この2曲、どちらもYOUTUBEになかったので残念ながらここで音を紹介することができず。
しょうがないから原曲の「COMME A LA RADIO」の動画でものせておこう。コレも、いつ聴いても涙がでそうなほど美しい曲ですね。


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  by helterskelter2010 | 2010-04-01 12:57 | Music

Gretchen Bleiler on "Perfect Day"

AT&Tのコマーシャル。オリンピックの合間にコレが流れると、Jr.もしばしTVに釘付けになります。



Lou Reedの「Perfect Day」、いつ聴いてもええ曲や。名盤「トランスフォーマー」の中では、「Satellite of Love」が一番好きだが、この「Perfect Day」含め捨て曲ナシ!アンニュイなんだけど、ユーモアもあっていいんだよねえ。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-27 13:16 | Music

ELIXIR OF LOVE@LYRIC OPERA HOUSE

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Chicago Lyric Opera Houseでドニゼッテイ「ELIXIR OF LOVE(愛の妙薬)」を鑑賞。このOpera House、1920年代の建築で内装はアールデコ。いい味だしています。
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ネモリーノ役のFrank Lopadroが良かった。ニセの愛の妙薬をめぐる男女のドタバタ恋愛劇なので、終始楽しく、会場も要所要所で笑いに沸いていた。たまにはオペラもいい!大満足。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-20 14:30 | Music

ピアノ祭り

昨日はYefim Bronfman、今日はKeith JarretをCSOで鑑賞。音大の妹が日本からシカゴに遊びに来ているので、せっかくだからということで音楽イベントを楽しんでもらう。

ブロンフマン。さて、パンフレットはこの写真だが・・・
わりとイケメンか
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ステージに現れたのはこの人
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「オッス!おらブロンフマン!!」とでも叫びだしそうな風体・いでたちである。巨体をゆらし、難儀そうにピアノの前に座る・・・
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でも演奏はさすが。ブラームス・ピアノコンツェルト1番を雄大に弾きさばく。巨体なのに指さばきは繊細。でも盛り上がるところではピアノを壊すんじゃないかというくらい前のめりで鍵盤を押し込める。

そして今日は生ける伝説・Keith Jarret。
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インプロ炸裂。いやー、カッコイイすねえ。やはりあなたが神です。椅子から立ち上がってウンウン唸りながら弾くスタイルはいつも通り。クラシックとはまた違った味わいなり。静かな曲だとピアノの音よりKeithの鼻歌のほうがうるさかったりするが(笑)演奏の合間にちょいちょい挟むジョークも面白い。

前半の4曲目にやった曲(ケルン・コンサートみたいなの)、あと後半の3曲目かな(静かな奴)が特に良かった。レコーディングしていたので、CDでたら買うぞ。

贅沢な2夜を過ごさせてもらいました。おかげで授業のケース全く手をつけてないけど・・・
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  by helterskelter2010 | 2010-02-13 16:08 | Music

THE WHO 「WHO'S NEXT」

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SUPERBOWLのHalf time showで俺の大好きな(お前歳いくつだ)THE WHOがライブ。クソ名盤である「WHO'S NEXT」から「Baba O'Riley」と「Won't get fooled again」を披露。さすがにご老体なので声は往年ほど出ていないが、演出の派手さもあってなかなか熱かったス。それにしてもSUPERBOWLは客層を意識してか、いつもショーの出演者のセレクトが保守的だね。THE WHOも「MY GENERATION」はさすがにやらなかったか?(前半は見逃しているので分からないが)。

「Won't get fooled again」 最大出力バージョン


ドラムがよかった。クラッシュシンバルの裏をモッズのターゲット・マークにしているのが俺の心に触れた。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-08 10:31 | Music

GRAMMY AWARD

なんか宇多田ヒカルさんがシカゴのHOUSE OF BLUESに来ているようです。妻が前を通ったら、店の前にアジア系の人たちが長蛇の列をなしていたとか。日本でもまだ宇多田は人気あるの?もうすっかり疎くなりました・・・

グラミー賞はビヨンセ、テイラー・スウィフト、グリーンデイ、BEPと順当な結果。しかしグリーンデイがこんなにビッグ・ポップ・バンドになるとは思いませんでした。ちらっと授賞式見たけど、マイケル・ジャクソンへのオマージュやったライブが一番面白かった。それにしても昨今のサウンド、ヴォコーダー使いすぎでどの曲も似たり寄ったり傾向が加熱しています。音も非常にお金をかけていて、ますますもってCAPITAL INTENSIVEになってきている。正直2000年代の音楽は個人的にはイマイチだったので、2010年代に期待したい。音楽にのめり込む時間がないだけなのかもしれないが・・・

最近は時代を無視してコレ聞いています。
D'Angelo 「BROWN SUGAR」

マーヴィン・ゲイを彷彿させるハイトーン・ボイス、無駄のない洗練されたトラック、いい感じでかぶせてくる女性ボーカル、とにかくVIBEがかっこよすぎ。1995年くらいの曲だったか、当時あんまR&Bとか興味なかったけど、コレはハマッた。B好きなお姉さま達が「D'Angelo素敵すぎ」とうっとりしていたのは当時よく分からなかったが、今見ると確かにルックスもかっこいいですね。俺の友達の黒人でこんなかっこいい奴いないもん(笑)。ついでにいうといわゆる日本で通俗的にイメージする「金髪美女」というのも、少なくともビジネススクールで出会う確率ほぼゼロなので(笑)、そういうのを期待してMBA留学される独身男性の方々、過剰期待はしないように。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-03 11:30 | Music

DJ Shadow Stem (Cops and Robber mix)



友達が教えてくれたDJ Shadowの名トラック「Stem」の、Cops and Robber Mixバージョン。映画「HEAT」のデニーロやパチーノのセリフをかぶせていて、なかなかカッコイイ。元のバージョンも好きだけど、こちらもなかなかです。

DJ Shadowの「Endtroducing」を初めて聴いたときの衝撃は忘れられない。ヒップホップなんだけどラップがない、トラックのビートも変則自在、やたらにアンニュイなメロディライン。しかもほとんどは自分で楽器を弾いているんじゃなく、他の音源からのサンプリングで成り立っている。「音のサンプリングと組み合わせでこんなスゴイものが作れるのか!」と、それまで持っていたクリエイティビティの既成概念を壊してくれました。しかもサンプリング元はヒップホップだけでなく、ロック、ジャズ、映画サントラとジャンルの垣根を越えて多岐にわたる。このアルバムを聴いてからは、俺も本当にジャンルに関係なくいい音を探すようになりました。それにしても、アルバム全体が映画のサントラのようでもあり、でもしっかりとヒップホップを感じさせるのは、彼のDJ経験の深さがあるからか。ビョークやU2の有名曲を料理してしまうのも心憎い。

ちなみに上記の「Stem」の印象的なメロディ・ループは、UKバンドの「ニルヴァーナ」(カート・コバーンのじゃないよ)の「Love Suite」からとっている。


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  by helterskelter2010 | 2010-01-18 01:07 | Music

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