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To do list

渡米は7月末予定なので、日本にいるのは残り約3ヶ月ということになる。やりたいこと、やらなければいけないことが案外山積み。特に僕の苦手分野である事務手続き関係は考えるだけで非常に億劫だ。そういえば早くビザを申請したいのに、まだChicago GSBのI-20申請フォームが完成していないらしく、いまだ「待ち」の状況だ。

雑務は別にして、日本にいる間にやりたいことを備忘録としてリストアップしておこう。

1.Career
・PE・投資銀行の業界研究(なるべく多くの人と会い、話を聞く)
・Why this industry? Why this firm?に対する答えを詰める(MBA受験が終わったと思ったら、またこれだ・・・)

2.Study
・バックグラウンド的に弱い金融分野の基礎勉強
(会計・ファイナンスの基礎を英語で洗い直し。)

3.Private life
・お世話になった人たちへのお礼(と称した飲み会の連発)
・MBA合格者、先輩等との親睦(これは放っておいても進むでしょう)
・Wifeとの旅行など(ようやく時間がとれた・・・)
・料理の腕を上げる(米国では自炊基本で行こう)
・体力づくり(ジム&ジョギングの回数を増やす)
・読みたかった歴史・文学・経済学の本を読みまくる

一応、ブログのカテゴリに合わせて整理してあるので、ブログ記録によって上記について自動的に進捗状況が測られるだろう。言うまでもなく上記の2.はあまり優先順位高くないけど(ブログに書いても面白くないし)。しかしこうしてみると、これまで仕事でとられていた時間を思いっきりPrivate Lifeで取り返したいという思い(衝動?)が明らかに分かるなあ。
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  by helterskelter2010 | 2008-04-30 02:00

Lunch at SAVOY

仲良しのヘアスタイリストRさんと、三宿の「SAVOY」でランチをした。

ずっと前から行きたいねーとお互い言っていたが、かれこれ2年近くかかってようやく実現(どんだけ悠長なんだよ)。
もともと中目黒にあった店のはずが、いつのまにか三宿と麻布十番の2店舗になっていた。
ピザはマルゲリータとマリナーラの2種類。分厚すぎない生地がもちっとしていて、すごく食べやすい。本場ナポリのピザに近いという評判。僕はイタリアに行ったときはなぜかパスタばっかり食べてほとんどピザは食べてないので、本場との比較はできないけど、うまいことは確かだ。特にマルゲリータがいける。

天気のいい日で、外の良く見える席で昼間からビールを注文。春にはそばの桜並木を見ながらテラス席で食事するのが最高だそう。モッツァレラとバジリコが絡み合ったピザをランチビールで流し込むと、根拠なく気分がよくなる。
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  by helterskelter2010 | 2008-04-30 01:38 | Private Life

MBA合格者祝賀会

Chicago GSBの先輩と企画して立ち上げた「MBA合格者祝賀会」が、先日大盛況のうちに終わった!どれだけ人が集まるのか正直不安だったけど、先輩の人望・ネットワークのフル活用のおかげで、企業の方も10社近く集まり、合格者含め40人以上の規模となった。

合格者ももうキャリア、リクルーティングが気になる頃。でも留学するとすぐに就職活動が始まってしまう。その意味でも日本にいる間に色々な企業の方と、気軽に情報交換できる場があるといいよね、というアイデアで先輩と1分で(ランチ中に)実行に移した企画。

個人的には、企業の方とのネットワーク作りもすごく有意義だったけど、それ以上に他のスクールの合格者とつながりを持てるいい機会になった。Class of 2010という縁はやっぱりあるものだし、実際に日本を出てしまうとなかなか他のスクールの方とは交流できる機会も少なくなってしまうだろうから、今この間に交流を深めておくのは凄く大事な気がする。

今後もMBA合格者、MBA受験を目指す人向けの面白い企画を画策中。
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  by helterskelter2010 | 2008-04-27 22:35 | Career

相手をMotivateさせるプレゼン

この間、ある起業家の方のプレゼンを拝見する機会があった。
これが非常に勉強になった。

具体的なエピソードをふんだんに交えながら、時には冗談で場を和ませながら、ポイントとなるべきところはロジカルに鋭く説明し、相手の反応を見ながら訴求力のあるフレーズを投げかける。とにかくエネルギッシュな人で、ほうっておけば何時間でもしゃべりつづけられるんではないか、と思わせる。

と、こう書いてもうまく伝わらないのだが、参考になったのは相手を「その気にさせる」、あるいは相手が自分のことを「こいつは何かやってくれそうだ」と期待を抱かせる、そのスタイルだ。

僕はコンサルティングを通して、ある仮説の下にファクトを収集・整理して、さらにはそれらをロジカルに1つのストーリーに組立て、インパクトのある資料を使いながら顧客に説明する、そんなプレゼンスキルは大分磨いてきたつもりだ。
これは聞き手をPersuade(説得)、Convince(納得)させるプレゼン方法だといえる。他方、僕が見た起業家の方のプレゼンは、聞き手をMotivate(動機付ける), Move(感動させる)ものだった。

僕がかかわったコンサルティングプロジェクトの場合、大概は顧客担当者がある方針を自分の上司に説得的に説明して、社内的にゴーサインをださせるためのサポート材料を提供する、といった性格のものが多かったから、この場合はPersuade型のプレゼンが適していたといえる。

他方、起業家が出資者にプレゼンする場合は、Persuade型では不十分だろう。もちろん、事業の現実性・妥当性を説得的に説明するには客観的データに基づく冷静な分析結果を示す必要はある。しかし、本当に成果がでるものか分からない事業に対して、相手に相当額のお金を出資させるには、ロジカルな説明だけでは不十分で、相手の心にささる、Motivate型のプレゼンでなければダメだろう。

PEも投資家から資金を預かって、企業価値向上を目指すという意味で、ある意味起業家の側面があるから、Motivate型のプレゼンスキルは必要かもしれない。その意味では、僕にはまだまだ課題が残っているなあ。MBA受験予備校のインタビュー・トレーニングでも、カウンセラーに指摘された。

「お前はPEをやりたいんだろ。それは一種の起業家を目指すことと同じだ。それならもっとカリスマ性を見せろ。バイタリティを出せ。」

Chicago GSBのEntrepreneurship のプログラムは充実していて、実際にVCや投資家の前で自分のビジネスプランをプレゼンする、非常に実践的なコースもあるそう。いろいろな機会をつかんで、プレゼンスキルを磨こう。
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  by helterskelter2010 | 2008-04-24 21:18 | Career

コトバの力

MBA受験のために通っていた予備校のウェブサイトに、僕のMBA受験体験記をアップしてもらった。
エッセイとインタビューの準備について、僕の苦労した経験を記しているので、これからMBA受験を検討している方は、ご参考にしていただければ。

僕は文章を書くのがもともと好きなので、コンパクトにまとめようとしたものの、結果として他の方の体験記に比べて、どえらい長文になってしまった。
今の会社でも、文章を買われてか、単に若手だから巻き込まれたのか分からないが、現在3冊目となる出版物を一部執筆中。

ダラダラ長く文章を書けばいいというものではないけど、コトバを選ぶセンスや、多様な言い回しの引き出しを持つことなどは、コンサルタントとしては重要なスキルだと思っている。結局はお客さんが我々のプレゼンを聞いて、報告書を読んで、「これは高いフィーを支払った以上の価値があった」と唸らせるのが商売みたいなところがあるので、使いようによって訴求力の大きく変わるコトバの力をナメてはいけない。

エッセイ・インタビューもプレゼンのひとつなので、もっとも魅力的に自分をアピールできるように、コトバの使い方に細心の注意を払う必要がある。まして母語語ではない英語を使う場合、うまく読み手に「ささる」文章を構築するには、nativeのプロフェッショナルに見てもらうことの効用は高い。

僕が選んだカウンセラーW氏は、そんな「コトバの力」を信じている人物で、猛烈な文学好きの人間でもある。毎回カウンセリングのたびに、新たに本のコレクションを増やしていて、それがただのコレクションではなく、著者サイン入りの初版モノばっか。W氏も文学談義ができる相手が珍しかったのか、いつも世界中の小説、詩、映画について熱く語ってくれた。共通の趣味もいろいろあって、今や僕は予備校を卒業してクライアントの関係にはないけど、W氏とはたびたびメール連絡をする良い友人となった(年の差がハンパないけど)。
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  by helterskelter2010 | 2008-04-23 21:47 | MBA受験

基本動機

最近、三品和弘氏、「戦略不全の論理」を本棚から引っ張り出して再読してみた。

著者はハーバードでPhDを取得、HBS助教授もされていた方で、僕の大学院時代と同じ専攻、経営史の研究をされている。アカデミックな観点からはこちらの方が刺激的だったけど、本書は経営人材(著者は「経営職(リーダー)」と呼称)を育成訓練するためのMBAプログラムについて、かなり突っ込んだ議論をしていて、面白い。コンサルや人材育成専門家ではなく、学者がここまで具体的に論じた本はあまり知らない(MBAプログラムを実体験したからこそ書ける内容になっている)。

著者のリーダー論は、僕がもともと感じていたことをかなりの部分、整理してくれた。以下、簡単に御紹介。

経営職(リーダー)は、基本動機を組織の外に持たねばならない。

組織の内部に動機を持つと、どうしても組織防衛の方向へ意識が向かい、収益の下限を底下げする発想になってしまう。同じ職場で喜びや苦しみを長年共有する仲間、そういう自分に身近な人々の幸福を願う気持ちはごく自然だけど、リーダーとしてはやはりそれを超えた部分で自分を動かすエンジンを持たないといけない。

創業経営者に固有の特徴は、事業や企業よりも動機が先に来るという点である。これはある意味当然で、そうでなければそもそも起業していない。
日本の例を挙げると、特に技術系創業者では、やはり何かを自分の手で作りたいという欲求が動機になっている。ジャパニーズ・ドリームの定番だと、豊田佐吉、本田宗一郎、井深大あたり。(技術屋以外だと、松下幸之助、柳井正など)

2代目でも成功している人はいる。こういう人は、自分が継承するものを富ではなく責任と見る人たち。いつの日か自分が経営するかもしれないという目で企業や事業を見て育つ。家業の危機体験とか、幼少期からの帝王学の刷り込みとか、基本動機の形成が生まれ育ちと密接な関係があるパターン。例えば、ヤマト運輸の小倉昌男。

基本動機は主に人の成長期に起こる現象だ。そういう動機につかれた人間は、そもそも大企業に就職しない。したとしても、そこに長くはとどまらない。

著者は言う。
「大学を見渡しても、実際に基本動機のできている学生は皆無に近い。そういう学生が、ほぼ白紙の状態で大企業に入社していく。そして会社の中で事後的に動機を形成して会社人間になっていくのであろう、これが現実だ。まるで今と連続する生きた人生が、入社以降に始まったかのごとくになっている。」

僕の場合、MBA受験を通して自分の過去の棚卸が求められ、自分の基本動機の形成が少しは醸成されたかな、と思っている。
また合格後、急に新しい世界が開けたかのように、素晴らしい人たちとの出会いが続くと、これまた自分の基本動機を刺激される体験になる。僕は創業者の息子でもなんでもないけど、創業者・2世経営者でなくとも、先輩の成功体験・role modelを目の当たりにすることで、そういう「組織の外にある基本動機」を育てることは不可能じゃないと思う。それは以前の記事で書いた、「何をしたいか」という問いに常に答え続けることにも通じる。

なお、三品氏の本、まだまだ面白いことを書いているので、また別途紹介する予定です。
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  by helterskelter2010 | 2008-04-22 02:08 | Career

Saul Williams

Whereas breakbeats have been the missing link
connecting the diasporic community to its drum woven past

オススメのCDその1。
Saul WilliamsのAmethyst Rockstar
ポエトリー・リーディングから出発したアーティストで、僕が初めて知ったのは「SLAM」という映画を大学院生時代に渋谷で見たとき。
あれは衝撃的だったなー、ストリートの悲惨さをギャングスタのマッチョイズムではなく、ポエトリー、それもFREE STYLEバリバリのたたみかけるライム(これをSLAMというらしい)で昇華させていた。めちゃカッコイイのでオススメです。

俺は金持ちだ、俺は女にモテる、俺は強い、俺はどんな悪いことだってやってみせる、というフレーズの飽くなきリフレインをするいわゆるメジャー・シーンのヒップホップとは異なるテイストが味わえるはず。

ああ、なんかRage against the machineのZackと合いそうだな、と思っていたら、セカンドアルバムでコラボしてた。

でもやっぱりヒリヒリするようなライムをたたきつけてくるファーストがmy favourite。コトバで飛べます。
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  by helterskelter2010 | 2008-04-18 01:43 | Private Life

飲み会続き

日曜日は高校からの親友S君、R君と焼肉飲み。
S君は留学先のフランスからの一時帰国の中、R君は外資の名門法律事務所での激務をぬって集まってくれた。
高校の頃は、この3人でほぼ毎日、駅まで一緒に帰宅していた。

S君からはフランスの生活事情や、大学院での研究内容、
R君からは弁護士稼業の内部事情、お客であるPEの日本での活動事情など、面白い話をたくさん聞けた。僕はほとんど聞き役。

大学時代の友達もそうだけど、やはり学校で一緒だった友達とは気楽に過ごせてよい(お互い青臭くて恥ずかしい部分を周知しているから気取る場合じゃない)。

R君のシカゴ出張の話によれば、やっぱりシカゴ・ピザはマズイらしい・・・米国の食事に期待をしては×か。イギリスも大したことないけどね。

S君はまたすぐフランスへ、R君はLLM取得のために今年から米国留学。
皆またバラバラになるけれど、数年後また集まっても同じ感じでバカ話ができるだろう。

それにしても今日は弊社の新入社員の歓迎会だし、4月はやけに飲みイベントが多いような・・・
胃がもたれる。ウコンって効きますかね。
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  by helterskelter2010 | 2008-04-15 20:11 | Private Life

Do somthing you ENJOY!!

「大きくなったら何になりたい?」

小学校くらいまでの時期に何度となく学校で聞かれた質問に、「パイロット」「ピアニスト」などと一応答えながらも、いつも居心地の悪さを感じていた。
子供は身近にある分かりやすい職業、例えば教師、ケーキ屋さん、お花屋さん、消防士などを見て、かっこいい・かわいいと思って憧れを抱きやすいのかもしれない。僕も実際、イギリスで教わっていたピアノの先生が颯爽と演奏する姿にほれ込んでいたこともあったけど、じゃあ本当にその職業になりたいの、と言われると素直な回答ができないことにもどかしさを感じていた。

そりゃそうだ、子供は実際の仕事がどんなものかほとんど分からないんだし。最近はそういう職業を体験できるアミューズメントもあるらしいけれど。(この場合も、医師、警官とか消防士の役はエキサイティングで楽しめそうだけど、バンカーとかコンサルとかはつかみどころがないんだろうなあ・・・)。

大学院への進学、就職活動、MBA受験といった人生の岐路を振り返ると、自分の選択・判断を左右していたのは「何になりたい」ではなくて、「何をしたいか」であった気がする。大学院に進んだのは、学問のすごさに触れて、もっと追求したいと思ったからだし、就職したのは、今度は学問で得た知識をリアルなビジネス現場にぶつけたいと思ったから。MBA受験をしたのは、コンサルという傍観者ではなく、自分でリスクをとってより深く事業に係わるPEのhands-on-managementに携わりたいと思ったから(これについては最近、自分の業界認識が改められつつあるが)。

「何になりたい」を目標にすると、その「何か」になれなかったらアウト、という風に思い込みやすくなる。他方、「何をしたい」を軸にすれば、それを可能にする職業や行為は多様でありえる。「ピアニスト」になれなかったら僕の人生はアウト、そういう脅迫観念めいたものが生じるから、僕は「何になりたい?」という問いが苦手だったのだ。もちろん、医師とか弁護士を幼少期から目指していて、見事に成功している友人はたくさんいるし、それは本当に立派なことだと思う。でも、道はいつも1つではない、ということを僕は信じているし、無理に自分の可能性を狭くする必要はない。その意味では、言葉はよくないかもしれないけど、ある種の「快楽主義」を追求して、自分が何をしているときが最高に楽しいのか、気持ちいいのか、充実しているのか、自分の快楽スポットを確認・発見していくプロセスを大事にしてきたいと思う。

先日開かれた飲み会でChicago GSBのアルムナイの方と熱く語ったのだが、その方のお話。
キャリア、キャリアってあまり考えすぎないほうがいいよ。俺の知る限り、ごちゃごちゃ考えすぎている人は、あまり幸せになっていないような気がする。Chicago GSBにいくと分かるけど、アメリカ人や中国人は、就職活動に猛烈にアグレッシブになっているし、それを見て自分も焦るわけだけど、そんなことをやっていると自分を見失いがちになる。
でもな、俺が出会ってきた本当の一流の人たちというのは、今後のキャリアがどうかとか細かいことは考えていない。イチローや松井を見てみろ。彼らは、次はどこの球団でどのポジションを、とか考えていない。彼らは目の前にある自分の仕事、自分が打ち込める仕事に対して最高の結果を出すことに全力を傾けているだけだ。

僕は目下、投資銀行・PEと具体的な就職先の焦点はあわせているけれど、渡米した後の膨大なopportunityにおぼれそうになったら、「自分は何をしたいのか?」という問いに立ち返るようにしたいと思う。
Do something you enjoy!!
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  by helterskelter2010 | 2008-04-12 14:55 | Career

第二の開国が必要?

先日、ACCJ(在日商工会議所)のチャールズ・レイク会長のお話をお聞きする機会があった。お題:グローバリゼーションという世界的潮流が進む中、少子高齢化と財政問題という課題を抱える日本が、いかにして持続可能な経済成長を実現するか?

経済政策の面では、経済構造改革と国際社会に向けた発信が必要。具体的には、

①対日投資の促進
②金融・資本市場の国際競争力の強化
③日米EPAによる経済構造改革

の3つが柱になるのだそうだ。
③については、ACCJ会長という立場(つまり、米国国益に基づきロビーを行う立場)からとりわけ強調されているのかな、とも思ったけど、①と②については僕も基本的に賛成。
最近、日本政府が取り組んでいる「東京の金融センター化構想」はまさに②に符号するけれど、レイク氏によるとまだまだ改革は甘いのだとか。
City of Londonの調査によれば、金融センターとしての競争力の国際ランキングでは、東京は第9位。同じアジアの香港は第3位、シンガポールは第4位。
改革を本気でやれば、東京は5年で第5位、10年でニューヨークやロンドンに比肩するのは不可能ではない、とレイク氏は言う。でも課題は山積み。税制と人材の問題はその中でも特に深刻だ。税制は規制緩和によって即時対応が可能だが、人材については海外からの人材呼び込みを含めて、人事制度の抜本的な変革や地道な育成が必要となる。特に官民の人材交流が必要だ、と指摘された。

日本の官僚の弊害についてよく後ろ向きの議論がされるけれど、私はこれまで数多くの優秀な官僚を知っている。問題なのは、キャリア職が大学生のときに受験した試験結果で決まるということ、キャリアの中で最終的なゴールが事務次官であり、その他の人々は同期で事務次官が決まった時点で官庁を去る(あるいは天下りする)、という硬直的な制度です。大学生のときの試験で一生が決まるならば、今私はこの場にいません(笑)。もっと官公庁と民間企業との間を行き来しやすいようになるといいのですが。

これはこれでもちろん課題はある(給与体系の違いから民間に一旦行くと戻ってこなくなる、等)。ただ、人材市場を流動化するべし、という意見には賛成できた。これは以前の記事で書いた僕の問題意識とも通じたからだ。

それにしても、レイク氏の話を聞いていると、金融市場をもっと開放すべし、直接投資をもっと誘致すべし、貿易を促進するべし、等々、あたかも日本がまだ鎖国状態であり、レイク氏がペリーのように見えてきた。米国から見ればそれが日本なのだろうか。
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  by helterskelter2010 | 2008-04-12 02:55 | Study

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