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Gretchen Bleiler on "Perfect Day"

AT&Tのコマーシャル。オリンピックの合間にコレが流れると、Jr.もしばしTVに釘付けになります。



Lou Reedの「Perfect Day」、いつ聴いてもええ曲や。名盤「トランスフォーマー」の中では、「Satellite of Love」が一番好きだが、この「Perfect Day」含め捨て曲ナシ!アンニュイなんだけど、ユーモアもあっていいんだよねえ。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-27 13:16 | Music

保護されたシューカツ市場

日本最後の「国内保護産業」。そうなんだよなあ。アメリカにいると、本当に世界中から優秀な人材が、クソ面倒くさいビザの問題にstruggleしながらでもアメリカで働こうとしているのが分かる。英語がある程度できて、能力を認められれば仕事はできるのだ。MBA同期のInternational学生の友人でも、コンサルとか投資銀行の米国オフィスからオファーをもらっている奴は結構いる。超優秀な人ばかり。やっぱGSとかモルスタのNYオフィスに行けるような奴ってのは、ハンパないのですよ。

もちろん先のビザの話を含め、外国人にとってのハンデは小さくない(そういやTARP導入企業の外国人採用抑制の話はどうなったんだろう?)。それでも日本企業に入ろうとする場合の障壁(言語、文化、制度的・・・・)に比べたらたいしたことないだろう。まあそもそも日本企業に興味ある外国人は少ないし、日本企業もどこまで本気で外国人人材を登用したがっているのか?ていうのはある。でも今後、国内市場が縮小していく中、日本人であるというだけで優先的に採用される安穏とした環境は変わらざるを得ないだろう。日本人だけのプールから人材を集めた場合と、世界中の優秀な人材プールから人材を集めた場合、どちらが競争力が高いか。グローバル競争に勝ち抜くために企業は人材の多様化を進めざるを得ない。このままいく限り、国内の労働需要自体も減少していかざるをえないし、低賃金労働についても事実上、周辺アジア諸国の低賃金労働との競争圧力にさらされている。今は正社員の賃金下方硬直性がハンパなく強いけど、それもいずれは・・・

いまさらだが、アメリカでの就職活動ももっと本腰いれてやっても良かったかなーとは思う。もっとアメリカのコーポレート・カルチャーを理解できただろうし、どこででも食っていける自信をもっとつけられたかもしれない。まあその反面、こっちでシューカツするのは鬼のようにしんどいわけだが・・・。就職先の会社は、海外オフィス勤務のリクエストを飲んでくれているので、結果としては良かった。

それにしてもアメリカにいると、まあ普通に働いている人でもそんなに英語うまくない人なんてのはザラで、今俺が受けているマクロ経済学のイタリア人教授なんて、発音だけとれば俺のほうがうまいくらいだ。それでも働けるわけです。すごい乱暴だが、8割通じればOKという感覚で話していれば何とかなったりする。まあこれも職能によるので、弁護士とか営業セールストークとか話は違うかもしれないけど。俺も性格からか、何でもある程度完璧に近い状態に仕上げてから臨む、ということをしがちなのだけれど、それは時に心理的なハードルを高めすぎることにもつながる。「英語をネイティブ並に話せないと現地での仕事はできない」、てのは少なくともアメリカでは幻想で、案外言語に限ればハードルは思ったよりも高くないのだなと思った。とにかく就職できたらこっちのモンで、仕事やりながら英語はぼちぼち上達させていけばいい、という感じでしょうか。

「アメリカだと競争が激しくて大変なので、日本に戻ってもう少しゆるい環境で落ち着きたいんです」この間、ある一流米国大学の学部生(日本人)からこんなことを聞いたが、正直「ネイティブ並に英語も話せて米国のトップスクールにいるのに何てもったいない・・・」と思ってしまったよ。個人の志向や状況は異なるので独断的なことは言えないが(あるいは、海外の優秀人材が日本に回帰してくれる希少な事例なのかもしれない・・・譲歩しすぎ?)。日本企業でも競争がないわけではなく、ある意味アメリカより分かりにくい実に厄介な競争が内在していることも伝えたかったのだが、こういうのは実際働いてみないとなかなか実感を伴えないんだよねー。どうアドバイスすればよかったんだろうか。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-27 01:10 | Career

Asian Economies & Business

Asian Economies & Businessというクラスをとっている友達のIちゃんが、「チームで日本についてレポートを書いていて、近日教室でプレゼンもする予定。統計データとか文献分析は終わっているけど、日本人の生の声も聞いておきたいのでインタビューさせてほしい」とのこと。もちろん!テーマは?
「日本の人口減少問題への対策」。そうですか・・・

Iちゃんはアメリカ人だし、組んでいるチームメイトも欧州からの学生。遠い外国の救いようのない問題(こういっちゃオシマイか)について興味を持って取り組んでいることに驚いた。日本の文化が好きで興味があって、また日本の抱える問題を考えるのはアメリカの将来にも役に立つからだって。80年代にアメリカ人が日本を見ていた視線とは全く異なる角度ですね。「日の昇る」国としてベンチマークされていた国が、今は「日の沈む」国として衰退事例の好材料にされているわけですか。それでもイギリスのようにうまく衰退できるといいんだけど、それも難しいそうだね。

電話で30分強ほど話す。移民政策についてどう思うか、少子化の原因についてどう思うか。日本で子供を生み育てるコストについて。高齢少子化・人口減少問題について、どういう政策が望ましいか・・・まあ、この手の話なると、女性(&男性!)の労働環境の整備度合い、出産・育児に関する福利厚生の状況(子供手当ての使えなさにも言及・・・)、既得権益にしがみつくオヤジどもといったポリティカルな話など、いろいろ語ることはあるのだが、一生懸命説明しているうちにネガティブなことばかり言っているような気がして自分でも気が沈んできた(笑)。

「おかげで全く考えていなかったポイントについても気がつかされた。HelterSkelterが言う特に**とか**って論点とか。本当にありがとう!」
今日のプレゼンは首尾よく終わったよう。また丁寧な感謝のメールも来ていた。
Iちゃんの前職は、実は俺が卒業後に就職するコンサル会社なのだが、本当に人間のできた子で、アメリカの女子でもこんなにガサツでない子がいるのか(失礼)と思うほどなのだ。元コンサルだけあって、インタビューのお願いの仕方・インタビューの進め方も完璧。俺にとっても英語でコンサル・インタビューするときの勉強になりました(笑)。

かたや、たまにキャリア相談とかMBA相談であまりにも配慮のない対応をされる方が(ごく稀ですが)いて、がっかりすることもある。商社で「気配り」特訓を受けてらっしゃる方はサスガという印象をいつも受けますが(笑)。大学学部生とかだとしょうがないのかなー。少しは自分で調べてから基本的なことは聞くとか、メールの返事はなるべく早くするとか・・・・そういうのって、会社に入って研修受けないと身につけられないような高度のことではなく、気持ちの問題のような気もするんだが。俺ももうオッサンか。
Iちゃんのインタビューを受けるちょい前に、別件で心無い対応をされて少し(無駄に)しょげていたこともあり、Iちゃんのプロぶりに一層打たれました。とのことですよ。

そういやNagasu Miraiさんは大健闘でしたね。うちのJr.と同じ、日本と米国のダブル国籍なのね。本当に、活躍できるなら日本にいなきゃいけない理由なんて特になし。アメリカ国籍は、なかなかオプション価値が高い気がする。少しうらやましいぞ。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-26 16:25

写真で見るCHICAGO BOOTH

そういえばあまりChicago Boothの写真を載せていないことに気づく。学校のイメージを紹介する意味でも何枚か写真を載せておこう。この間、シカゴに遊びに来た妹が撮ってくれたもの。バーチャル・キャンパス・ビジット。

ハイドパークにあるHarper Center。ここが本キャンパス。
俺が入学したときはChicago GSBの看板だったが・・・
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近隣に有名建築家、フランク・ロイド・ライト設計の「ロビー邸」があり、それと調和するようにデザインしたのだそう。調和というかかなりパクっている。
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Harper Center内のWinter Garden。でっかいロビーみたいな感じで、この1階広場を囲うようにカフェテリア、コピーセンター、スタディルーム等が位置している。吹き抜けなので気持ちよい。
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地下1階に降りる。ここに主に使う教室やコンピュータ・ルーム、またたくさんのスタディ・ルームがそろっている。

地下1階の廊下。かなり広いス。
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こんにちは、マートン・ミラー教授!
こういうパネルがいくつか廊下の壁に張られている。歴代有名教授だけでなく、現役教授のも飾られている。俺が本人だったら少し恥ずかしいかも。
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教室内。コレは一番でかい教室かな。
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教授目線で撮ってみる
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教室の多くには、名前がついている。例えばコレはGSルーム。寄付してくれたのね(Byron Trottの名前もあるぞ)。今は亡きLehman BrosのRoomも残っています・・・
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キャンパスビジットに来た人も、これらの場所は必ず見ることになると思います。なかなか綺麗でいいキャンパスではないか、と俺は気に入っています。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-25 15:01 | MBA受験

Hank Paulson@U of Chicago

前財務長官のハンク・ポールソンがシカゴ大で講演。聞き手はChicago Booth教授で、元IMFのチーフエコノミストのRaghuram Rajan(Fisher Black Prizeも受賞している超切れ者)。

まあ最近出版されたこの本の紹介&宣伝なのですが、ミーハーなので講演をのぞきに行きました。
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ポールソン、見たらかなり老け込んでた。財務長官就任前と比べると、容貌がやつれている。元GSの鬼CEO(怖い話は沢山聞いてます。ちなみに顔はやはり怖いまま)といえど、あの金融危機への対応で神経も体も相当やられたのであろう。実際、あのころは連日のミーティングで睡眠もほとんどせず、常に吐き気を催していたという。

話を聞いた限りでは、本もなかなか面白そう。リーマンを初めから見限っていたわけではなく、バークレイズをはじめ買い手を探していたが、結局買い手がつかなった話とか、バーナンキとガイトナーと3人で協力して何とか法案を通そうと躍起になったいきさつとか、生々しい内幕が垣間見られる。

自分の失敗もいくつか認めていて、中でも「コミュニケーション・スキルが足りない場面もあった。GS時代とか、チーム会議とか個人同士のやりとりではうまく自分の考えを伝えられていたと思うが、Public に向けての俺のスピーキングは全くイケてないのはみんな知っているだろう?(ここで聴衆一同爆笑)。」政治家に対するアプローチでももっと工夫ができたはずだと自戒している。

まあしかし元IMFのチーフエコノミストに向かって「let me say this again so that you understand it」とか言ったり、ラストボスのような風格は健在。GS時代はシカゴオフィスに勤めていたこともあるポールソン、また機会あれば来て下さい。大物はどうもシカゴまで講演に来てくれることが少ないから(笑)
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  by helterskelter2010 | 2010-02-24 15:42 | Books

ELIXIR OF LOVE@LYRIC OPERA HOUSE

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Chicago Lyric Opera Houseでドニゼッテイ「ELIXIR OF LOVE(愛の妙薬)」を鑑賞。このOpera House、1920年代の建築で内装はアールデコ。いい味だしています。
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ネモリーノ役のFrank Lopadroが良かった。ニセの愛の妙薬をめぐる男女のドタバタ恋愛劇なので、終始楽しく、会場も要所要所で笑いに沸いていた。たまにはオペラもいい!大満足。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-20 14:30 | Music

瀬戸内国際芸術祭2010!

コレは行くしかありません!!

瀬戸内国際芸術祭2010

留学前に直島に遊びに行ったことがあるのだが、それはもう最高だった。ジェームズ・タレルとか。
アートin直島(過去記事) その1 その2 その3

今回はあのOLAFUR ELIASSONも出品。

高松でうどん食って、アートを満喫!!今からヨダレです。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-19 05:19 | Art

(半分冗談の人的資本論

笑わせてもらいました。
真実も衝いているとは思いますが。この話に限りませんが、日本の深刻なボトルネックの1つは労働市場の流動性の低さにあると思います。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-18 23:36

ピアノ祭り

昨日はYefim Bronfman、今日はKeith JarretをCSOで鑑賞。音大の妹が日本からシカゴに遊びに来ているので、せっかくだからということで音楽イベントを楽しんでもらう。

ブロンフマン。さて、パンフレットはこの写真だが・・・
わりとイケメンか
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ステージに現れたのはこの人
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「オッス!おらブロンフマン!!」とでも叫びだしそうな風体・いでたちである。巨体をゆらし、難儀そうにピアノの前に座る・・・
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でも演奏はさすが。ブラームス・ピアノコンツェルト1番を雄大に弾きさばく。巨体なのに指さばきは繊細。でも盛り上がるところではピアノを壊すんじゃないかというくらい前のめりで鍵盤を押し込める。

そして今日は生ける伝説・Keith Jarret。
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インプロ炸裂。いやー、カッコイイすねえ。やはりあなたが神です。椅子から立ち上がってウンウン唸りながら弾くスタイルはいつも通り。クラシックとはまた違った味わいなり。静かな曲だとピアノの音よりKeithの鼻歌のほうがうるさかったりするが(笑)演奏の合間にちょいちょい挟むジョークも面白い。

前半の4曲目にやった曲(ケルン・コンサートみたいなの)、あと後半の3曲目かな(静かな奴)が特に良かった。レコーディングしていたので、CDでたら買うぞ。

贅沢な2夜を過ごさせてもらいました。おかげで授業のケース全く手をつけてないけど・・・
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  by helterskelter2010 | 2010-02-13 16:08 | Music

GSを去ったカウボーイ

ブランクファインの後継者と目されていたJon Winkelried(Chicago Boothのalumni)がGSを去った理由。

兄貴分の(バフェットのfavorite banker))Byorn TrottもChicago Booth alumni。GSが窮地に陥ったとき、ともにバフェットにお願いにいったのだとか。GSのパートナーの出世争いの激しさと、ストック・オプションのダウンサイドリスクの怖さ(笑)が垣間見える記事です。ポールソンが彼の前のCEOコーザインを刺した経緯は俺も聞いたが、いやはや大変な職場です。

そんな大変な職場を去ったWinkelriedは「Lost the fire in the belly(仕事への熱いモチベーションを失った)」。いい表現だな。Long-term greedが必要とされるバンカーが燃え尽きたと感じるのは、まさに腹の中にたぎる炎を感じなくなったときだろう。
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  by helterskelter2010 | 2010-02-10 04:09 | Career

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