WILLIAM EGGLESTON -DEMOCRATIC CAMERA

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ART INSTITUTE OF CHICAGOでは、写真家WILLIAM EGGLESTONの大規模展示がされている。彼はカラー写真をアートとして認めさせた功労者と紹介されている。Dye transfer printingという技術(KODAK開発)を使っているのが特徴的で、色が普通の写真よりもかなり鮮明に現れるのだ。特に赤色がすごい。

俺が最初にEGGLESTONの作品に触れたのは、PRIMAL SCREAMのアルバム・ジャケから。「GIVE OUT BUT DON'T GIVE UP」。

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PRIMALはかなりEGGLETONが好きみたいで、その後の作品のジャケ写にも採用している。たしかにCDジャケにするとカッコイイ絵が多いよね。

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今回の展示で見ていて良かったのは「LOS ALAMOS」の作品群。60年代後半~70年代前半くらいかな、アメリカ(南部多し)の日常風景がほとんどだけど、その時代・その場所だけに立ち込めた空気感みたいなものがある。彼の写真を数枚、連続で見ているだけでロード・ムービーの主人公になった気持ちにさせてくれるのだ。写真に限らず、この時代のアメリカをベースにした映像、文学は何かすごく惹かれるんだよねえ。ヨーロッパほど洗練されていないんだけど、何か独特の詩情があり、退廃的とまではいかないけど、何か乾いた感じがするというか。

コレ一番気に入った
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これまた素晴らしい展示!5月23日までやっているよ。
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  # by helterskelter2010 | 2010-03-23 15:18 | Art

教育論 

グロービス代表、堀義人氏の教育論。教育論というのは、基本的に「~すべきだ」論である。「~という人間を育てるべきだ」、だから「~という教育をすべきだ」。だから教育論は思いっきりその人の価値観に関係してくる。怖いですねー。だから俺は人の教育論にはそうそう口出しできません。堀氏の「やっぱ体育会だろ、オラ!」てのも個人的には趣味が合わないのだが、それは「趣味」の話。でも堀氏のブログ・エントリーで役立ったのは「ありえる進学パターン」と、「育てたい人材像のポイント」(堀氏のね)を整理してくれているところ。Jr.の学校とかも考えなきゃいけなくなるからね。

「進学パターン」は以下の5つくらいあるとか(抜粋):

(1)小中学公立高校大学受験
(2)インターナショナル・スクール
(3)海外のボーディング・スクール
(4)私立小学校から大学までのエスカレーター式
(5)公立小学校から中学受験をする(公立、私立、国立を含む)
他、海外移住して海外の学校に行かせるなどの選択肢もある。


俺は中学まで公立で、私立高校受験→国立大学受験だから上には入ってないか。私立高校→私立大学受験もないな。(1)のサブカテゴリでいいのかな。堀氏によれば(1)はとりえないらしいんだけど、今は中学受験で私立にはいっちゃうのがデファクトなんでしょうか?

教育論の難しさの1つは、ついつい自分が受けてきた教育にひっぱられすぎちゃうこと。ポジティブにもネガティブにもありえる。「俺がロクな学校行けなかったから、何が何でも息子を東大にいれさせる」とか、あるいは逆に「全寮制高校で俺は人間として鍛え上げられた、だから息子も同じにする」とか。下手すると自己否定か、自己正当化の過剰に陥るのが怖いス。自分が受けてきた高等教育が良かったとしても、時代は変わる。Jr.が大学に入るのは、俺が大学入学したときから数えると34年後。そりゃ時代変わってますわな。人材に求められるニーズも変化しているでしょう。あんまり自分の教育経験を参考にするのもバイアスかかりすぎですね(サンプル=1だし(笑))。

じゃあなんでもかんでも自由放任にすると、子供をSpoilさせちゃうリスクもでてくる。そうするとやはりある程度の「育てたい人材像」に基づいて教育してあげないといけない。そんな「人材像」なんて、俺と妻が決めちゃっていいんでしょうか。ブルブル。

ちなみに投資銀行のMD・EDとかオフィサークラスの子供は、上記の(2)インターナショナル・スクール、(3)海外ボーディング・スクールに通わせている人が相対的に多かった(俺が話しを聞いたバンカー全体を母数として)。お金あるからというのもあるし、外資系に勤めているからか、「やっぱ英語ができんといかんだろ」だそうデス。他方、俺の知り合いのヘッジファンド・マネージャーは、「英語もいいけど、インターナショナル・スクールとか行くと『日本語のできる外国人』みたいになっちゃうリスクはあるよ」とか。なるほど。インターナショナル・スクールというと、宇多田ヒカルとか芸能人の2世さんたちのイメージしかありませんでした(無知)。でもシカゴで仲良くなった医師の卵、Lさんはインターナショナル・スクールをでているのだが日本のこと良く知っているし、「将来は日本に戻って医師をやる」と言っている非常に優秀なナイスガイ。まあ一概に何も言えないわけデス。

本当に大変ですね、教育って。自分のためじゃなく、人(=子供)のために意思決定していかないといけないので。自分を育ててくれた両親に驚嘆させられます。
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  # by helterskelter2010 | 2010-03-22 08:29

日本のPE市場

The Economistの記事。潜在的には投資案件がありえるのだけど、実際にいいディールがなかなか実現しない・・・内容は1、2年前から聞いている話とおなじだけど、よく整理されている。

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カーライルとかアドバンテッジとか、今はどうなんでしょう(一時期はすごい勢いでしたが)。PE市場低迷の理由はいろんな外部要因。

1. 文化的要因
第3者による投資を忌避する経営側。あるいは企業売却しても、従業員の雇用は守るという条件を曲げない。なのでLBOの肝であるその後のリストラができない(=企業価値向上ができない)。

2. 財閥、銀行の影響
企業グループなるものがあるので、不振にあえぐ中規模企業もグループとか系列バンクから資金支援してもらっている。グループ内でいろいろ融通してもらえるので、米国のようにいきなり資本市場のプレッシャーにされされてPEの投資を仰ぐ、というパターンにはなりにくい。

3. 政府によるクラウディング・アウト
「企業再生支援機構」などの政府関係機関が不振企業の支援に積極化することで、民間PEの投資機会を奪っちゃっているんだって。

PEコースの教授が、「君たち、今はVulture Fundをやるいいタイミングだよ。ただし非常に高度なスキルを必要とするがね」。と言っていたけど、日本だと投資ターゲットへのプレッシャーという意味でも、資金調達の手段という意味でも資本市場が米国とは異なる発展をしている(ココ、言い方気をつけました(笑))ので、難しいのかな。Economistが挙げている要因は全部外部環境要因だから、民間企業ががんばってすぐにどうにかなりそうなものではなさそうですね・・・・PE投資って、仕事としては本当に面白いし魅力的なんだけど。
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  # by helterskelter2010 | 2010-03-21 03:08 | Research

HOUSE OF CARDS

「このイカサマまがいの景気がふらつきだす前に、金持ちになってリタイヤしたいもんだよな」

ちょっと前に放映されていたドキュメンタリー番組。CDOがぶっ飛ぶまでの経緯に焦点を当てている。NHKの「マネー資本主義」みたいにやたらに大風呂敷にしていない分、つくりが丁寧だし現場の感覚が伝わりやすい(NHKのはひどかったな)。



トリッキーなことはせず、しかるべき人にしかるべきインタビューをして積み上げているのが好感もてる。まあそれでも盛り上げるところは盛り上げているけど(BGMに注目(笑))。住宅ローンの現場(Lender とBorrower)から始まり、徐々にウォールストリート、CDOを購入した海外投資家へと射程を広げていく。規制当局にももちろん話を聞いており、なんといってもグリーンスパンへのインタビューはコレ、必見じゃなかろうか。住宅価格の暴落にBetして儲けたヘッジファンドや、トリプルAあげすぎやないかと批判されている格付け会社の関係者にもインタビューしており、とにかく当時関係した主要なプレイヤー全てから話を(もちろん完璧ではないけど)話を聞けているという点で、かなり貴重な情報だ。

前半のLoan Lender Officerの話もすごい。スタディ・グループのC君から聞いたのと同じような話が・・・・「ピザのデリバリーやってたガキが、Loan Officerになって月に2万ドル稼いでいた」とか、そのLoan Officerに高級車を売ってた男(=Daniel Sadek)が、おいしそうだと思い自分もLoan Officerになったくだりとか。このDaniel、Qucik Loanというローン会社をつくってピーク時には月に500万ドル稼いでたとか・・・・アホみたいな映画撮って、1億円を超えるフェラーリをクラッシュさせたり(フェラーリ・エンツォが・・・(涙))。

厨房にカネ持たせるとロクなことにならない事例(笑)↓



論文とか記事で情報はフォローしてたけど、やはりこういうドキュメンタリーは当時の生の感じをつまむのにいいね。もちろんバイアスかかっているので気をつけないといけないけど。

番組は丸ごと、ここで観られます。期限設けていると思うけど、お時間あればぜひ。
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  # by helterskelter2010 | 2010-03-18 15:49 | Research

Chicago School Economist's View+雑記

Chicago Boothの著名経済学者へのインタビュー特集。このすさまじいメンツの授業を普通に受けられるなんてなんて幸せなんでしょう・・・というのはGeeky過ぎるでしょうか。でもFamaの授業はMBAの学生が軽い気持ちで受けると大変に痛い思いをするらしい(笑)。PhDクラスでもきついレベルだとか・・・・

以下雑記。

全く関係ないですが、池田信夫さんブログでちょろっと紹介されているハイデガーの「ニーチェ」、すごくいい本だよなあ。見て思い出しました。ニーチェ読むより分かりやすい(笑)。

Pandora Radioは、確かに画期的。BECKはカテゴライズできない、というのはなるほど。ビートルズなんかも全てのジャンルを包含しているから、時代別にセグメント化しないといけないかもね。(ラバーソウル時代とサイケ時代は全く別のバンドのサウンド・・・・)

ムム!イギリスの中でブリストルがもっとも「MUSICAL」な街に選ばれた!「都市人口あたりのミュージシャン輩出率」が指標か?いや、よく分かりませんが、最初見たとき90年代半ばの調査結果かと思った(笑)そしたらやはり取り上げられているのはMASSIVE ATTCK、PORTISHEAD、TRICKY・・・・いや、みんないいアーティストだけどチト古くないかね?

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懐かしくなって、最近出たMASSIVE ATTACKの新譜「HELIGOLAND」も聴いてみる。悪くないです。色気のあるドープ過ぎないサウンドは健在で、やっぱりカッコいいなーと思う。でも車で聴いちゃうのはやっぱり「BLUE LINES」(My all-time best 10!!!)か「MEZANNINE」。ごめんよMASSIVE。
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  # by helterskelter2010 | 2010-03-15 06:42

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