インターン戯言
後は、グローバル証券会社としてもメリットもはっきり感じた。顧客との議論では、当たり前だがファイナンス面の話が主で、コンサルみたいにガチで相手の土俵であるリアル・ビジネスに深入りしなくてもいい。おまけにグローバルだから、インドでの増資状況は~とか、相手がほとんど知らないであろう情報もどんどん出せる(もちろん、事業法人の財務部にも情報はどんどん蓄積されてるし、他の証券との競合もあるが)。かなりカタイ「情報の非対称性」のカベが築けるので、ビジネス交渉力に有利に働く(カネをとりやすい)。まして資金調達やM&Aのexecutionというプロダクトは、コンサルにはない(アドバイスはできるけど)。
他方、出口が資金調達かM&Aと決まっているので、コンサルのようなきめ細かい考察、ストーリーはそれほどいらなかったりする。毎回新しい難題にロジック勝負で立ち向かっていく、ていう知的スリリングさはないのかもしれない。会計や税務の細かい論点をモデルに落とし込むプロダクトの職人には、また別の知的スリルがあるのかもしれないが・・・
ほかにもいろいろと面白いことが分かってきているが、それはまたおいおい。
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by helterskelter2010 | 2009-07-31 00:12 | Career