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Believe in your "Flow Experience"

「踊っているとき、どんな感じか教えてくれる?」
「・・・・分からない。踊っている間は、全てが消えてしまう。何もかも忘れる。体に電気が走ったようになる」

映画「リトル・ダンサー(Billy Elliot)」からのセリフ。うろ覚えなので正確じゃないが、こんなことを言っていた。バレエダンサーを目指す少年(労働者階級の息子)が、権威あるバレエ学校の入門テストで上記のやり取りをする。
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Chicago GSBのCareer Serviceのセッションで、講師が上記のシーンをみんなの前で流した。「これが"Flow Experience"の一例。本当に集中しているとき、没頭しているとき、流れる時間も忘れる。その瞬間はどんな不安も消え去り、一種の平安が訪れる―こういう瞬間を"Flow Experience"と言います」
「あなたたちには自分にとって"Flow"を感じることができる仕事をしてほしい」

ここで、HBSの教授によるアンケート調査結果が渡される。まあわざとらしいんだが、内容はというと、「HBSの学生の85%はとりあえず金が稼げることを仕事選びの基準として回答した。残りの学生は自分のやりたいことをやる、と回答。20年後、再度調査をした。回答をした学生のうち、百万長者になったのは100名(数は忘れましたので仮の数字)いたが、そのうち99人は「自分のやりたいことをやる」、と回答した者たちだった。金が目的だと回答した者からは、1人しか百万長者は生まれなかった。」

MBAに来るような人で、純粋に「金だけ」を目的に仕事選びしている人はむしろ少ないと思う。みんなそれなりに立派な会社をわざわざ辞めてきている人ばかりだし、どっちかというと「金も稼ぎたいが、面白い仕事もしたい」という貪欲さでMBAに来ている気がする。まあわかんないけどね。いずれにせよ、「やりたいことやれ」というのは、まあ正論。それは俺がずいぶん昔にこのブログで書いた記事と同様。

というわけでみんな自分自身のFLow Experienceを思い出し、そのときの状況、自分が使ったスキル、他者との関係等を描き出す。スポーツでも仕事でも何でもいい、自分がどういう環境で、何をしているときにFLowが訪れるのか、つきつめてみよう、というわけ。

ちなみに、GSBの授業では、概念の説明のために、パワポのスライドとともに良く動画が使われる。LEADではやたらYOUTUBEの動画を使ってました。コレは直感的にわかるし、面白いよね。

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ブログ王

  by helterskelter2010 | 2008-09-22 05:37 | Career

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