BCF 3日目 ―ボストン美術館での出会い①
ボストンまで来た目的として、むしろこちらが本命だった(笑)、ボストン美術館。
今回で2度目だが、やはり展示の充実度はハンパない。シカゴ美術館もすごいんだけど、やっぱりボストンのほうに軍配があがるか・・・・
何せアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、古代ギリシア・ローマ等、世界中の美術品をカバーしている。美術品自体の種類も、絵画、彫刻、陶器、家具、楽器、仏像、墓、等々多岐にわたる。
もちろんコンテポラリー・アートも力は入っている。前回訪れた時は村上隆をはじめとするジャパン・ポップ・アートの特集をやっていたが、今回は写真家Yousuf Karshの特集をやっていた。チャーチル首相の写真で有名な人だが、その他多く撮影している著名人たちの写真も良い。日本だと土門拳がこの手の写真をとらせるとすさまじいが、Karshもやべえ。
ヘプバーンの写真も有名か。
ボギー。俺は「マルタの鷹」でタバコの吸い方をボギーから教わったよ。もう禁煙しちまったけどな。
俺のヒーローたちが、出てくる出てくる。興奮しすぎて鼻血がでそうになるくらいだ。
ヘミングウェイ。彼の短編「異郷にて」と「キリマンジャロの雪」は毎年、どこかの時点で必ず読みたくなる。かぶれすぎて「おれらは遅れてきたロスト・ジェネレーションだ」と、痛いことを言っていた時期もあった。
カザルス。無伴奏チェロ曲が聞こえてくる。絵画のような一品だ。
そして今回の俺のfavorite,グレン・グールド。頻繁に聞ける音じゃないんだが、コレもまたなんだか気になって数カ月おきくらいに彼のピアノを聞きたくなる。この写真は、なんかよく分からんが好きだ。
今回Karsh以外で嬉しい出会いだったのが、俺の超好きなEdward Hopper。2枚だけ展示されていた!本当はシカゴ美術館にたくさんあるはずなんだが、まだ改装中でシカゴでは見られない。見ていて盗みたくなった。
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by helterskelter2010 | 2008-11-04 15:02 | Art